ガラスペンを手に入れました

硬質ガラスペン

以前の記事で万年筆を使うようになってから手紙や葉書を書くようになったといいましたが、頻繁に書くようになってから何となく味気ないと感じるようになってきました。デザイン切手を使ったり、絵はがきとして使う写真を撮りに行ったりして変化を楽しもうと思っていろいろしてると、さらに何かしたいなぁ、なんて。

そこで思いついたのが記載する文字の色を変えるというもの。目的を選ばないインクをと思って普段万年筆に入れて使っているのがブルーブラックのインク。このインクは気に入っているのでこれからも使い続けようと思っています。書類に記述するなら黒か青でしょうし、自分用のメモなら色なんて関係ないですから。

でも手紙や葉書となると、毎度毎度ブルーブラックのインクでは味気ないかなぁ…なんて思うようになってきたんです。ちょくちょく送るなら季節や気分に合わせて色を変えて送ってみるのも味が出るかなぁと。

…でも、万年筆で色を変えるとなると結構な手間がかかるんですよね。具体的には、

  1. 万年筆に入っているインクを抜く。またはカートリッジを外す。
  2. 万年筆のニブ (ペン先のこと) を洗う。 (異なるインクが混ざると化学変化を起こしてしまうため)
    • 吸引式・コンバーター使用なら水を出し入れして洗浄。
    • カートリッジで使ってるならニブを水につけてしばらく放置。
  3. 使いたい色のインクをセットする。

だけど、普段使いの色として使っているブルーブラックは恒常的に使いたいと思っているので、色を変えて使いたいと思っていないんですよ。じゃぁ、万年筆をもう1本用意して…という話になると思うのですが、複数本持つとそれぞれをそれなりに使うのが大変になりそうで。自分の性格的に、そのときの気分で選んだ色を入れた万年筆の方は使う頻度が格段に減って、結果、かわいそうな状態になるのが目に見えてます。その上、万年筆のインクを変えたり、長く使わない状態にするときには中に入っているインクを捨てなきゃいけない。それはちょっとインクが勿体ない。

で、その代わりになりそうな方法を探していたところにつけペンという方法を見つけたのです。


つけペンとは、ペン先をインク壺に浸してインクを付けて、その状態で筆記する道具です。有名なのは漫画家さんのGペンや丸ペンでしょうか。これなら必要なときにインクをペンに付けて書き、使い終わればペン先のインクを拭き取ったり洗い流して終了。手間も簡単です。

そのつけペン、種類は様々あるそうなんですが文字を書く場合、金属のペン先ならかぶらペンが向いているとのことですが、ペン先は消耗品で割れてる部分が開いてきたら寿命になるとのこと。実際に使ってみないと交換頻度は分かりませんが、いずれペン先をゴミとして廃棄しないといけないと思うと使いたいと思わず…。

そうして見つけたのガラスペンという代物。ペン先がガラスでできてて、周囲に入っている溝にインクを吸い上げておくことで筆記できる代物。これなら頻繁にペン先を交換することはありません! …が、ガラスでできている故、細いペン先はインク瓶の底でぶつけたぐらいのちょっとした衝撃で欠けてしまうことがあるそうで、そうなると筆記どころの話じゃなくなるとのこと。

そんなこんなで「むむむ…」と考えてたんですが、ペン先の欠けぐらいなら永久に修理しますというガラスペンを見つけたんですよ。それが菅 清風さんが作っておられるガラスペン。ペン先からペン軸まですべて硬質ガラスで作られていて、普通のガラスペンよりも耐久性が高いそう。その上、多少の破損なら永年修理をしてくれる。もうこれは「買いなさい」といわれているような感じ。

…ということで、購入しました。購入したのは「雅」という、ペン軸が少し膨らんだデザインのものを。普段細身のペンを好んで使っているので細くて真っ直ぐなものをと思っていたのですが、そのデザインのガラスペンは売り切れており、それに近いこのデザインを選びました。

菅清風 作 硬質ガラスペン (Glass pen made by Seifu KAN)

早速筆記してみましたが、万年筆の書き味に慣れてるせいか想像していた以上にカリカリした書き味。硬質の鉛筆で書いているような感じです。ネット上の書き味の評判では万年筆のように書けるということだったので少々拍子抜け。でも吸い上げたインクが切れない限りインクのかすれは全くないので、ガラスペンとはこういう書き味なんだと思えば無問題。むしろインクの色遊びが万年筆より気軽にできると思えば御の字です。

後は色遊びに使うインクを入手するだけ。おしゃれな色のインクに出会えたら良いなと思います 😀

…あ。万年筆やガラスペンの購入を考えておられるなら、できれば直接お店に出向いてお試しさせていただいて、書き味や持ち味がしっくりくるものを選んで購入する方が良いと思います。その方が長く愛用できると思いますから 😉

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