ひこにゃんとの逢瀬を望んで (滋賀県彦根市・彦根城ツーリング)

彦根城を見上げて

先々週から2週間、夫が夏休みに。最初の週はお互いの実家がある京阪神へお泊まりで帰省し、4泊ほどお世話になって最終日に夫のご両親のご先祖様のお墓参りがてら、自宅に帰ってくるというスケジュールとなりました。

そして残り1週間。せっかくの長期休暇だからと久しぶりに遠出することにしました。目的地はゆるキャラ・ひこにゃんのお膝元である彦根城。夫はずっと行きたいと言っていたものの、休日となると決まってお寝坊さんになるパターンで毎回諦めることに。理由は夫の乗車スタイル。私自身バイク・車に限らず法定速度程度しかださない質ですが、夫はバイクとなると私以上にのんびりと順行したい上に一定間隔で休憩したい質なので走行距離があまり稼げないから。それでも前日から彦根に行くと決めていた甲斐があって、この日は平日よりは遅いものの、それでも早めに起きることができ、準備を整えていざ彦根城へと出発したのでした。


彦根城へは日本最大の湖・琵琶湖の北側から滋賀県長浜市を経由していくことに。前日に出ようと思っていた時間よりも2時間ほど遅い9時半に自宅を出発。すでに日が照りつける時間帯になっていてバイクを出すだけで汗が出てきます。それでも乗り出すとバイクで切る風のおかげで幾分マシな感じに。前日までの暑さよりちょっと涼しいかなぁ、なんて思いながら進めました。

まず国道27号を福井方面に向けて進行。お盆が終わったせいもあるのか、海水浴客で混雑していると思っていた予想が見事に外れ、順調に道を進めることができました。汗っかきの夫も含めて熱中症になっては大変と『道の駅 シーサイド高浜』で1回目の休憩。ここまで所要時間1時間ほど。早速ペットボトルを買って水分補給。500mlペットボトルの中身は半分ほどなくなりました…。

さらに国道27号を進んでいき、次は若狭街道と呼ばれる国道303号へ。途中『道の駅 若狭熊川宿』で2度目の休憩。ここでもまたペットボトルを購入。水分補給とお手洗いを済ませてさらに先へと進めます。国道303号をさらに進んで湖北バイパスとよばれる国道161号へ。この湖北バイパス部分は国道161号と303号の重複区間となってます。バイパスということでこの道を通っている車の流れは結構早く、普段の国道では出すことがほとんどないスピードで進行(もちろん法定速度程度ですから)。そして『道の駅 マキノ追坂峠』で3回目の休憩に入りました。このときには私も汗でぼとぼと。もちろんここでも水分補給はしっかり取り、新たにペットボトルを購入して次の行程に備えます。

そしてさらに北上し、国道161号と国道303号の分岐点で国道303号へ。そこから次に国道8号との重複区間を南下します。当初の予定では国道8号を通って長浜市を通過した後に滋賀県道44号へ…と思っていたのですが、道路の案内標識に書かれた44の数字に目がくらみ、予定よりだいぶん手前で滋賀県道44号に乗ってしまいました。

走りながら引き返して国道8号で行こうかと悩んだものの右手に広がる琵琶湖を目の当たりにして、元々長浜市からは彦根城まで湖岸を走る予定だったのもあってそのまま進むことに。滋賀県道44号から県道331号を経て県道2号へ。途中でこの湖岸道路があまりに長かったので、道に迷っているのかと思って途中でコンビニの駐車場へ。地図で調べるとまだまだ先だということが分かって一安心。もちろんここでも水分補給は怠りません。そこからしばらく走ってようやく彦根城に到着しました。自宅から彦根城まで所要時間4時間の道のりでした。

彦根城表門前の駐車場にバイクを止めると監視員が「13時半からひこにゃんが彦根城博物館にいますよ」と案内してくださいました。彦根城博物館はその博物館や彦根城本丸の観覧料を払う料金所とともに表門をくぐってすぐのところに。すでに博物館にはひこにゃんに会うための人で長蛇の列ができていました。ひこにゃんのスケジュール表も次のように提示されていました。

ひこにゃん スケジュール表

  • 10:30 – 11:00 彦根城天守前広場
  • 13:30 – 14:00 彦根城博物館講堂
  • 15:30 – 16:00 彦根城博物館講堂

時期が時期だけに、熱中症にならないよう『ひこにゃん』の体調を考えてのスケジュール… :mrgreen:

で、てっきりひこにゃんにあるには彦根城博物館の入館料を払わないといけないと思っていたのですが、ひこにゃんに会える講堂までは無料ということでした。でも彦根城に来たのなら本丸は見た方が良いだろうし、昼食もまだだし…ということで、帰路のことも考えて今回は生ひこにゃんは諦めることに…。彦根で1泊するなら生ひこにゃんにあったんですけどねぇ。 😥

ということで彦根城本丸の観覧料600円を払って本丸へ。本丸へは階段を結構上がらないといけません。車でスイーっと来てたのなら何でもなかったと思うんですが、バイクで汗ぼとぼとになりながら来たせいもあって階段ですでにへばってました。それでも何とか気力を出して本丸の座す場所まで上がりました。

彦根城本丸は黒い瓦に白い壁とコントラストが良く映えるお城でした。大阪城を知っている身としてはとてもこぢんまりしたお城だなぁ…というのが正直な感想。…まぁ、その大阪城も幼少の頃に上ったきりなので今見るとまた違った印象かもしれませんが 😳

彦根城

彦根城本丸の座す場所は売店の他、展望広場もありました。木陰に入ると気持ちいい風が脇を通り抜けていきます。展望広場からは彦根市街と琵琶湖を一望でき、これだけでも来た甲斐があるなぁと思いながら眺めてました。

彦根城下 その1 彦根城下 その2

そして早速、彦根城本丸の中へ。本丸に入るには靴を抜いて上がる必要があります。彦根城内は黒光りする木々がしっかり組まれていました(…まぁ、当たり前って話ですが)。本丸内の階段は日常目にする階段よりも異常に急で、手すりを持って昇降しないとふとした弾みで落ちるんじゃないかと思うぐらいです。そして何より思いの外狭いというのが印象的。お城って結構広いもんだと思っていたのですが、どうやら時代劇ドラマの影響なのやもしれません…。本丸の急な階段を3階まで上がると、そこは彦根市街を一望できる展望スポット。良い天気だったこともあってとても良い景色を臨むことができました。展望広場よりも高い場所と言うことで、また違った展望が楽しめました。…が、写真に納めようとするとどうしても窓に張ってある金網が邪魔をしてくれるので撮るのを諦めてしまいました。楽しみにして居られた方はご自身の足で本丸3階まで行って見てください :mrgreen:
ちなみに本丸内には出土した瓦が展示されていたりもしてます。

本丸の観覧を一通り終えて、上がってきた道とは違う、黒門という名前の門を通ってお城の外へ。強い日差しでキラキラと光る木々の葉と黒く重みのある石垣のコントラストが夏のお城の風情を醸し出してます。

彦根城 黒門前

この門の近くには井伊直弼大老が作ったという玄宮園という庭園があり、本丸の入場料を支払うともれなく玄宮園も観覧することができるようになってます。…が、空腹と体力消耗で弱り切っている私たちは玄宮園に寄らずに表門の方へ。日差しがきつくて暑いと言うこともあって、私たち以外の方も玄宮園に向かう方は見る限りおられないようでした。

本丸の観覧も終わったし…ということで、ようやくお昼ご飯に。暑さでへばってることもあって冷たい麺をさらさらといただきたいと思い、早速観覧料を払った際にいただいた地図で付近の店を調べました。で、さっそく『献上伊吹そば つる亀庵』というお店を見つけました。駐車場から近いということもあって、ここで昼食にすることにしてお店に向かうことにしました。

お店に向かう途中で木陰の元に佇む石碑を発見。何だろうと思ってよく見ると井伊直弼大老の歌碑が建っていました。本当ならここでじっくり見に行くべき何でしょうが、元々興味がない上にお腹が空いてそれどころじゃなかったので写真だけ撮って通り過ぎました。

井伊大老 歌碑

つる亀庵は彦根キャッスルホテルの横にあるお店で、お城から道1本でほぼ行けることもあって迷うことなく到着。早速メニューから何を頼むか物色しました。…と、ここで初めて伊吹そばが名物ということを知りました。伊吹そばは江戸時代献上品として使用されたこともあるそばだそうです。いろいろなそばがあったものの、お値段と相談の上で一番シンプルな盛りそばを注文しました。伊吹そばはそばの風味が利いたあっさりさっぱりしたそばでした。

伊吹そば

遅くなったお昼ご飯も済ませ、これからの水分補給のためのペットボトルも購入し、彦根城を後にしました。くたくたということもあって、国道8号なら移動速度も速いだろうと思ったのですが、これが裏目に出る結果に…。

というのも出発したのは15時半。国道8号に交わる交差点付近ではすでに車で混んでいました。まぁ、対向側の高速からの車が多いのかな、ぐらいにしか考えてなかったんですが、国道8号を南下する形で入ると車はゆっくりとした速度でしか動いておらず。それでも動いてはいたので悲観することなく、そのまま国道8号で進むことにしました。が、行けども行けども移動の速度は上がらず。あまりに進まなすぎたので途中でコンビニに入り休憩。道の選択を誤ったなぁ…と思ったものの、ここまで来てしまうと湖岸道路へ抜ける道も複雑ということで渋滞に巻き込まれたまま滋賀県道11号を目指して国道8号のまま南下することにしました。

国道8号から県道11号に入った途端、車の流れは一変してスムーズに進みます。県道11号に入ってすぐのコンビニで休憩。塩分が含まれているものを口に含んでないなぁと、ペットボトルとともにミネラルも取らねばとおしゃぶり昆布も購入。この時点ですでに6時前。日が落ちる前に国道27号には出たいなぁ…と思いながら先を急ぐことにしました。

県道11号から国道477号に入り、琵琶湖大橋へ。この橋は有料道となっていてバイクの通行量は150円。比叡山に沈もうとしている太陽に向かいながら琵琶湖大橋を進みます。琵琶湖大橋を超え、堅田の市街を抜け、山中に入っていくワインディングを通りながら国道367号を目指します。国道367号との交差点に入る頃にはだいぶん暗くなっていました。

こうなってしまっては暗くなる前に国道27号に出るのは無理と判断し、速度を抑えて走ることにしました。心許ない明るさのヘッドライトで明るい時間と同じ速度で移動するのはさすがに怖いので…。この国道367号は鯖街道とも呼ばれる街道で景色の良い風景を眺めながら走れる道の1つなのですが、暗くなってきている状態ではその景色を楽しむこともままなりません。道の傍らにバイクを止めて休むことも考えたのですが、外灯がほとんどないところで休憩しているところに車で突っ込まれてものなぁ…と思い、朽木の道の駅付近に出るまでがんばることにしました。幸い日が落ちてくれたこともあって日中の暑さに比べると快適に走れる状態でしたから。

そうして『道の駅 くつき新本陣』前にあるコンビニに。ここでようやく休憩を取りました。この頃には完全に日が暮れて辺りは真っ暗。もうどんなに焦って走っても暗さは変わらないのでのんびり帰ろうと夫と相談して出発。ここからは気分的にゆっくり帰ることにしました。

国道367号から国道303号を経て国道27号へ。国道367号や国道303ではそうでもなかったのですが、国道27号に出てからは後ろから車に追い立てられること多々。何とか気合いを入れて速度は上げるものの、車はそれ以上に進みたい雰囲気の車ばかりで困りました。帰れるものなら別の道でのんびり帰りたいのですが、この道しか家に帰るための道はないので追い立てられて戦々恐々としながらも先に進むことに。高浜のコンビニで最後の休憩に入ってお茶とおにぎりの軽食を取り、また国道27号で一路自宅へ向かいました。

そうして自宅に着いたのは21時半。最後の最後は気力でバイクを片付けました。合計12時間の長時間ツーリングになり、その日は簡単に夕食とシャワーを済ませて早々に休むことにしました。でもそれだけでは休まらなかったようで、次の日にまでしんどさは尾を引く結果になってしまいました。

この日の道のりはこちら。走行距離280kmとなりました。たまーに長距離を走ると結構疲れるものですね…。


より大きな地図で 20100817 彦根城ツーリング を表示

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