バイクの不調はレギュレータのパンクでした

先日、昼食にパスタを食べに行ったときに見舞われたバイクのトラブルですが、引き取り出張の際に見立てていただいていました。で、結局そのときに見立て通りレギュレータの不具合、俗にいうレギュレータのパンクによるトラブルでした。

レギュレータは正式にはレギュレータ・レクチファイヤと呼ばれるそうです。本来はレギュレータとレクチファイヤの2つの素子だそうですが、バイクの場合はこの2つの素子を1つの部品にしてることからそう呼ばれるんだとか。このレギュレータは電気系統のうち発電機とバッテリの間に入っている部品で、その主な機能はこんな感じ。ちなみに発電機はエンジンに繋がっていて、エンジンの動作で発電する仕組みです。

  • エンジンで発電された電気を整流する(これがレクチファイヤの機能)
  • 整流された電気の電圧を一定に保つ(これがレギュレータの機能)

理論的にレギュレータは消耗することがないといわれているそうですが、実際のところはというと熱によって破壊されてしまうようです。一応レギュレータ本体は熱が発生するということを想定してヒートシンク(放熱を促すためについている金属板。といっても単なる板ではなく放熱効率を上げるためにヒダのついた板)がついているんですけどねぇ。

このレギュレータという素子は次の手順を踏むことで放熱を促します。

  1. レギュレータが定電圧を保つことで素子に熱が発生
  2. 素子に設けられたヒートシンクを通じてレギュレータの熱を周りの空気に伝搬
  3. ヒートシンク周りの温められた空気が入れ替わることでレギュレータの熱を下げる

空冷バイクもこれと同じ原理で冷却されてます。バイクのピストン部に付いているヒダがヒートシンクであり、空気の入れ換えはバイクの走行に伴う空気の流れによって行われ、結果として放熱効率が上がることになります。ちなみにヒダの役割は表面積を増やすことで、空気に触れる面積を増やして冷却効率を上げることに繋がってます。

でも残念なことにレギュレータは電気系統のうちバッテリに近いところに取り付けられているのでバイクの奥まった箇所に設置されています。バイクの奥まった箇所ということは空気が入れ替わることはなかなかありません。この空気が入れ替わらないという状態が曲者で、空気が入れ替わらないということは暖まった空気をより暖めることになって放熱効率が下がり、放熱しきれない熱がレギュレータに溜まることに。その結果として耐熱温度を超えたレギュレータが壊れてしまう…という訳です。
(詳しいことはグーグル先生にでも聞いていただければより詳しい内容のサイトがたくさん見つかると思います… 😉 )

ただ、空気が入れ替わらないだけが原因となる訳ではないそうで、外気温が高い状態でも同様の現象が起きやすいとのこと。まぁ、冷たい空気と暖まった空気とでは明らかに放熱効率は変わってきますよねぇ。

部品は取り寄せということで待つこと1週間弱。部品代と工賃で14,000円ほどに…。出先でのトラブルということで引き取りのため出張していただいていたのですが、幸いバイクの出張引取料はサービスしていただきました。

というのも、その1週間前にチェーンとスプロケットとその周りの交換に出してたんですよ。その交換に部品代・工賃含め35,000円。そのときにも走行中に急に出力が出なくなったので、そのことを伝えてたんですが、交換後の受け取りの時には「検証したものの問題がなかった」とのことだったので。その言葉に安心して受け取ってすぐのお出かけでのトラブル…。これまで出力が出なくなってエンジンストールを起こすことが時々あったことから、今から考えると徐々にレギュレータが破壊されていってたんじゃなかろうか、と… 🙁

そうしてレギュレータを交換してもらって受け取ったバイクなんですが、受け取ってから乗ったところ、6,000rpmから7,000rpm辺りにあるトルクの谷が今までより顕著に。不安になって再度バイクショップに持ち込んだものの、明らかな不具合じゃないので原因はつかみにくいと…。とりあえず見てもらったところ、キャブレターに入るガソリンが濃くなってる可能性があるものの、構造的に調整はできないとのこと。ただ、このところ続いている外気温の高さが原因になってる可能性があるから秋頃まで様子を見てみてといわれてしまいました。もしかしたらレギュレータの破壊に伴うバッテリーの不調が原因ということも若干ですが考えられるそうで、バッテリーの交換で良くなるかもというものの、そのバッテリーのお値段が20,000円弱…。不安を抱えたまますごすごとショップを後にしすることになってしまいました。はぁ…。

チェーン周りにお金がかかるということで夫のボーナスまで待ってたんですが、それとは別の想定外の出費に泣きを見ることになってしまいました。バッテリーもさることながら、夏に使っている3ウェイジャケットの合皮部分がボロボロに剥がれてきているので新調したかったのですが、この出費のせいでそれらを我慢しないといけないかも…といったところ。ボロボロ具合があまりにみすぼらしくなっているんですけどねぇ… 😥

「バイクの不調はレギュレータのパンクでした」への4件のフィードバック

  1. お久しぶりです。

    バイクの整備費用もバカになりませんよね。
    ボクは自分でしているのでそんなにかかりませんが、自分でできるがゆえに要らぬところまで手を入れてしまい、おそらくは他の方と同様に出費しているような気もします。 😆

    バイク用のウェアってお高いですけど、プロテクションとかベンチレーションとかよく考えられているので、他の物を流用しようとか思いません。けどけど、どれを優先して購入すればいいのやら迷いますね・・・。orz

    1. コメント ありがとうございます 🙂

      私の場合自分で整備できたら良いなぁと思うものの、
      命を預けて乗ってることを考えると
      素人な自分よりプロさんにお任せする方が安心かなぁ、という感じで…。
      自分で整備できる Masayan さんが羨ましいです 😳
      でも自分でできるようになったら整備費に余力があると思ってしまって
      私も必要以上にいじって予算以上に出費しちゃいそうです。

      私もジャケットとかのバイク用の装備はお金がかかっても専用品ですね。
      やっぱりそれように考えられて作られたものは違うと私も思います!

      でもバイクに割けるお金も含めて資金には限りがありますし、
      優先順位を考えたりしてお互い計画的に使っていくしかないですよね。
      …どこかにお金のなる木、ありませんかね? 😛

      1. …どこかにお金のなる木、ありませんかね?

        特売狙いですよ、奥さん。
        ボクは広島まで行ってメッシュジャケットを半額で入手しましたよ。けど、ホントにお得なのかな?www

        1. その気持ち分かります 😀
          で、あとで冷静に計算してショックを受けるんですよね。
          さらに「自分が納得したんだから…」って言い訳してみたり 😳

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