親不知を1本抜きました…

先日、近所の口腔外科で親不知を抜歯、つまり歯を抜いてきました。というのも、隣の奥歯と親不知の間が虫歯になりかけているからという診断で。そうでなければはっきり言って抜こうとは思いませんでした 😐

実は今回抜いた親不知は隣の奥歯を上にしてほぼ横向きで、少し上に向いた親不知と隣の奥歯の間に良く食べ物がはまり込んでました。それも結構大きいものが。たとえばそぼろにした肉とか、ご飯粒とか。で、歯磨きで取り除きはするものの、それでは完全に取り除くことはなかなか難しかったようでして、結果的に虫歯になりかけてしまったことから抜いた方が良いという話になったのです。

なのですが親不知が横向きに生えている(専門用語で水平埋伏智歯というそう)上、上を覆っている歯肉が中途半端にあいている状態(こちらも半埋伏というのだそうで)。正しく上向きに生えていれば麻酔をして抜くだけですむらしいのですが、横向きの場合は歯肉を切り開いて歯を支えている骨の一部を削り、歯を砕いて取り除くしかないのだそうで… 🙁

そんな訳でかかりつけの歯医者さんでは処置できないからと総合病院の口腔外科に紹介状を書いていただき、その口腔外科で処置をしてもらうことになったのでした。

紹介状を持って口腔外科に行ったその日にはレントゲンなどを撮って現状を確認。そのレントゲンを見ながら抜歯方法とそのリスクについて説明。抜歯は外科処置、つまりは手術に該当するということで、説明を受けたこととその説明を理解した上で手術を受けるという同意書に署名して当日持ってくるようにと言われ、最後に血液検査のために血液を採取されてその日は終了。実施日の予約をして帰りました。

そうして実施当日。『まな板の上の鯉』と思いながら過ごしていたものの、いざ口腔外科の受付前に行くともう不安でいっぱい。呼ばれるまでにしばらく時間がある間、本当に天に祈るような気持ちでした。名前を呼ばれて診察台に案内された横には、すでに麻酔薬の入った注射が2本が用意されてました。口の最も奥に刺すせいなのか注射器の容器自体は細いものの、その注射器の容姿はごつい感じ。ただでさえ不安な顔がさらに不安になり、看護師さんに「顔が引きつってる」と言われる始末。…そりゃ、引きつりますよ、麻酔を使うような処置なんて初めてですから。

というのも、歯の方はなぜか人一倍丈夫で、乳歯の頃に虫歯の治療で一時期歯科にかかったものの、受け口の治療で矯正歯科に通うようになってからは学校の定期検診で虫歯の診断をされることはほぼなし。永久歯に生え替わったころには大きな処置をすることなく矯正歯科に通う必要がなくなったものの、相変わらず学校の定期検診で虫歯の診断がされず。最近になって歯石の除去に歯医者さんに行ったついでに軽く虫歯の治療をされてしまったぐらい。そうして大がかりな処置が今回の抜歯が初めてという……。そんな話をしていると先生や看護師さんから同情だけはしていただけましたが、そんなことで気が休まる訳もなく…。「できたらもう何もせずこのまま帰りたいです」と愚痴をこぼしてました 🙁

麻酔の準備が整い、早速抜歯対象の歯の周りに注射。1本目の注射直後からしびれが始まり、おかげで2本目は1本目よりは痛みを感じずにすみました。麻酔の後でいすを起こしていただいたものの、気分が悪くなったので再度倒してもらう始末。看護師さんに血圧計を付けてもらいながら、先生から「麻酔は安全なものだから今の気分の悪さは不安からくる精神的なものですよ」と。分かっててもねぇ…というところ。麻酔が完全に聞くまでの間、歯科履歴など先生や看護婦さんと他愛のない話をしてました。

麻酔が完全に効いた頃に手術を開始。器具が顔に当たって怪我にならないようにと、ずれないように接着剤のついた穴の開いた布を、穴を大きく開けた口に合わせるように載せて顔に貼り付けます。唇の周りをしめった布で拭き、唇を横に引っ張っぱって、患部を消毒。…といっても麻酔で痛覚は麻痺してますし、口以外は布で覆われているので触れているなぁということぐらいしか分かりません。

「麻酔をしているので痛みは感じないと思いますが、触れたり押されたりしていることは分かりますし、音もしますからどんなことがされているかは何となく分かると思いますけど」という話をされて手術開始。ガシガシ患部を押され、ドリルの回る音とガリガリと削る音などが響きます。途中であごを持って行かれるんじゃないかという感じで引っ張られることも。でも麻酔のおかげで痛みを感じないので意外と冷静に状況を感じてました(だって布のおかげで見えませんから。見たくはなかったので良かったんですが)。

一通り作業が終わった後は洗浄して縫合。縫合が終わると止血のために患部にガーゼを当て噛みしめます。そして止血状態を確認して手術は終了。麻酔開始から止血の確認まで1時間ほどで終了しました。

その後は砕いて抜いた歯の確認。3つに割って抜いたということで、破片を組み合わせながら説明していただきました。根っこは2本出ていたものの、片側が小さくもう片側に軽く絡まるようになっていて、それを見て不謹慎ながら「お色気大根みたい…」と思ってしまいました。取り除いた歯の説明の後は術後の注意事項の説明を受けて終了。看護師さんに「骨を削っていることもあって結構疲れてますから」と言われたとおりグッタリ状態。さらに診療台から降りてから気づいたのですが、手のひらや太ももなどが嫌な汗でしっとり…。そんな状態でははっきり言って寄り道する気力すら湧きず、ゆっくりとではありましたがまっすぐ帰路につきました。…実際のところ未だに肉体的に疲れたのか、精神的に疲れたのかは良く分からないんですけどねぇ…。

…と、ここまでが私が経験した水平埋伏智歯の抜歯の手術です。その後の経過は今のところ順調です。それについてはまた後日… 😉
(文章にしたらあまりに長かったからなんですけどね 😛 )

「親不知を1本抜きました…」への3件のフィードバック

  1. 親知らずって痛いですよねー。
    私も10年くらい前に全部抜いちゃいましたー。
    でもみやびさんの水平埋伏智歯…特別に痛そう。「手術」ですもんね。
    まずは、早く楽になると良いですねー。

    1. コメント&お心遣いありがとうございます 🙂

      おかげさまで抜歯の次の日から痛み止も飲むことなくすんでます。
      また2、3日ぐらいは腫れて口が開かなかったものの、
      1週間たった今では普通に開けることもできるようになりました。
      痛みや腫れは抜歯の処置もさることながら、
      当人の体調にも左右されるそうなのでたまたま良かったのかもしれません 😉

      実は残ってるもう1本も少し顔が出てるだけの状態で
      今後の状態を考えて抜くことを薦められてるんですよ。
      どうせ痛い思いをするならいつしようか戦々恐々とするより、
      スパッと終わらせた方がいいのかなぁ…なんて考えているところです。
      明日は縫合箇所の抜糸なのでついでに相談しようと思ってます 😐

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です