失敗リンゴジャムで角切りリンゴのバターケーキを

リンゴの甘煮ケーキ

ゆずジャムに続いて、先日リンゴジャムを作りました。ゆず茶ならぬリンゴ茶なんて良いよなぁ…なんて思い描きながら。

リンゴ切って、砂糖を入れて、煮るだけ…と思っていたのですが、煮てても全然とろみが出てこない。砂糖として黒砂糖を使ったせいか、煮すぎたせいか、どんどんカラメル色になっていき、最終的にできたのは角切りリンゴの甘煮…。甘ったるいのが苦手な自分としてはジャムとは言えない代物でした。

それでもとりあえずビンには入れたものの、何とか始末をしなければ…と今回ケーキにしてみることにしたのでした。


今回作ったケーキの材料はこちら。

  • バター:85g
  • 黒砂糖:55g
  • 卵:M2個(100g)
  • 小麦粉:85g
  • 重曹:1g
  • 酢:大さじ1
  • リンゴの甘煮

レシピはバターケーキの1つ、パウンドケーキを参考にしました。パウンドケーキの名前の由来はバター、砂糖、卵、小麦粉を1ポンドずつ混ぜ合わせるところからだそうで…。といいつつ量が中途半端なのは80gベースで作りたかったのですが、卵の量が中途半端だったりリンゴの甘煮を入れるのに甘さを少し抑えたかったからで…。あとは使う型が特殊だったっていうのもありますが。詳しくは後ほど。

ちなみに酢は重曹と合わせてベーキングパウダーの代わりに。ベーキングパウダーの代用に重曹が使えるかと思ったのですが、調べてみるとベーキングパウダーには重曹の他に常温でも混ぜ込んだときに重曹が反応するよう酸性のものや、混ぜ込む前には反応しないようにするものも含まれているそうで。詳しくは次の記事を…。

マクロビパパの奮闘記:重曹とベーキングパウダー – livedoor Blog(ブログ)

また重曹だけだと熱を加えない限りふくらし粉としての役割を果たしてくれない上に、独特の苦みが残るのだとか。それらを解消するために酸性物質の酢を加えるといいそうで。もちろんクエン酸でも良いらしいです。…ただ、重曹を使うとケーキの色味が悪くなるそうで、ココアケーキなど色味の濃いケーキにすると良いのだとか。この重曹+酢がんづきという蒸しパン風の和菓子でも利用されてます。

作り方もバターケーキの共立て法で作りました。簡単な手順はこんな感じ。

  1. 室温に戻したバターをクリーム状になるまで混ぜる。
  2. 砂糖を入れてすり混ぜる
  3. 常温に戻した卵を数回に分けて混ぜ合わせる
  4. 小麦粉と重曹を合わせてふるい、さっくり混ぜ合わせる
  5. リンゴの甘煮をくわえて一混ぜする
  6. 最後に酢を入れて混ぜ込み、すぐに型に入れて焼く

バターケーキといえば実家にいる頃からこの方法で作っているのですが、毎度毎度卵を入れるときに分離しちゃうんですよね……。原因はいろいろあるみたいですが、最も多いのは卵もバターも常温に戻していないせいだと。またその解消方法としては分量内の小麦粉を少し入れるそうですが、それでも分離した状態は解消されず。そして私がとった方法は…。

分離してしまった生地の入ったボールを体温で温める

といっても裸でボールを抱いて…というわけではなく、自分の手の体温を利用して温めながら混ぜる方法。バターが冷えると堅くなることはもちろん、卵が冷たいとバターに触れた部分からバターが堅くなってしまって卵の乳化作用が働かないのだそうです。解消法としては小麦粉を入れるほか、ぬるま湯の湯煎や温めた濡れ布巾を敷くなんて方法もあったのですが、これが一番手っ取り早い気がしたので。もちろん効果はあって分離した状態は解消されました。金属ボウルで作っていたおかげです 🙂

…で、バターケーキなんかは本来オーブンで焼きます。が、うちにはオーブンなんて高級な代物はありません。はやりのオーブンレンジも。そこでオーブントースターで代用。実際はオーブンは高温に熱した空気で、オーブントースターは直に火を加えるといったように熱を加える仕組みが全く違うので完全な代用はできませんが…。
型もパイレックスのオーブントースター皿にオーブンシートを敷いて、そこに生地を流し込んで焼きました。幸い使っているオーブントースターは温度設定ができるタイプ。温度を170度に、設定できる30分いっぱいいっぱいにして焼くことにしました。

…途中、めんどくさいからと上にはみ出したオーブンシートを切らなかったせいで危うくオーブントースターの庫内を燃やすところでした。シートから火が上がっているのを目の当たりにしたときの恐怖といったら… 😳

それでも無事に焼き上がり。断面も良い感じにしまってます。材料を見て酢が入っているけど匂いとか大丈夫?っておもっておられる方はご安心を。酢の独特の匂いは全くしません。それどころかバターケーキの良い香りがしっかりとしてます 😀

リンゴの甘煮ケーキ全体 リンゴの甘煮ケーキの断面

あんまりふくらんでいるようには見えないのですけどね 😐
原因は耐熱ガラス容器に入れてオーブントースターで焼いたせいか、分量の割合が悪かったせいか、重曹+酢の作用がそれほど効いていないせいか、混ぜ具合が悪かったせいか、分離した卵を手で温めたのがダメなのか……。考えればいくつも出てきますが :mrgreen:

そして加えた角切りリンゴの甘煮がすべて底に沈んでしまってます…。ドライフルーツならラム酒なんかにつけた後水気を切って分量内の粉をまぶしておくと生地の中にまんべんなく混ざるそうですが、今回は「めんどくさいや…」とその方法をとらずに混ぜ込んだのが原因かと。

そして切り分けてお皿に載せたものがこちら。

きめ細やか…とはいかないまでも…

…写真を撮って思ったのはもっと写真に技量があれば…と 🙁

実はこのケーキ、作ったのは2回目。1回目はオーブントースターの天板で作ったのですが、全体的に分量が少なかったせいかふんわり仕上がらなかったのでして。そのせいで今回のケーキに入れた角切りリンゴの甘煮は少なくなったわけでして……。

上の手順ではどうしても卵が分離してしまう…という方は卵を卵黄と卵白に分けて混ぜるという別立て法の他、卵と小麦粉を入れる順番を逆にするという方法もあるようです。

最後にこのレシピは王道から逸れた完全オリジナルなので失敗の可能性もあります。そのことをご理解の上で参考にしていただけたらと思います 😀

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