『影』に追われて

実のところ、年末に夫の携帯から残骸を見つけてしまいました。その中に確固たる証拠となりうるものもいくつか……。さらには今月の中頃には同様に携帯から更に現実を突きつけるような証拠が出てきました。ある程度傷が癒えてきたと思っていたところで目の当たりにしてしまった証拠の数々。一生懸命登ってきた崖から再度突き落とされたような、癒えようとしている傷に多量の塩を揉み込まれるような…表現するならそんな状態でしょうかね……。

でもそれよりも自分の中で重たかったのは相手の『影』に自分が追われていることだったと思います。

もしあのとき…だったなら

相手はどんな風に
 洗濯を 掃除を 食事の用意をしてるのだろうか……

何をするにもその作業の最中にふとそんな思いが浮かんでは消え、消えてはまた浮かんできて…といった感じだったんです。そのたびに本当はどうした方が良かったのかと思い悩み涙です。

サヨナラはいつでもできると思いつつもそんな『影』に追われているとサヨナラのための『保険』が欲しくなるのです。

そんなところに出てきた『証拠』をもしもの時のための『保険』として保存しました。たぶんそのときの私の顔は最も醜い顔をしていただろうと思います。

そんな様子の私を見て夫はもう済んだことなのにほじくり返してあらを探すとふてくされてしまいました。自分のしたことで被っている私のことは…といった様子で。そんな様子を見て感情を大爆発させました。普段は感情の起伏はかなり穏やかな方なんですけどね…。

そのときに大泣きしながら言ったんです。私は今でも『影』に追われていると。あなたからすれば終わったことかも知れないけれど
私は事の全容を初めて知ったあの日に始まったと。私はいつまでその『影』に追われればいいのか、と。そんな私の激しい感情をぶつけられ、夫もボロボロ泣いていました。

以前の夫は人前、そして私の前でも泣くなどと言った自分にとって弱い部分を見せる人ではありませんでした。そういう面ではぶつけて良かったかもと思ったりもします。

今はただそうして歩むしかないのだろうと思います。まだまだつらい日々がたびたび訪れること確実だと思いますが、航海に出た小さな小舟のごとく、大時化に耐えるように過ごしていきたいと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です