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久しぶりに読書しました(『探偵ガリレオ』)

探偵ガリレオ (文春文庫)

著者/訳者:東野 圭吾

出版社:文藝春秋( 2002-02-10 )

定価:¥ 570

文庫 ( 330 ページ )

ISBN-10 : 4167110075

ISBN-13 : 9784167110079


最近テレビで宣伝している映画『容疑者xの献身』と関連して、ついこの間までドラマ『ガリレオ』が再放送してました。リアルタイムでも見ていたんですがトリックの解説がさらりと通り過ぎるような話の展開や、再放送と仕事の時間の関係でトリックが暴かれてからしか見られない状態に、根っからの理系の私としてはもっとじっくり理解しながら見たいという衝動が…。

そこで原作ならトリックの解説が結構深く書かれていると期待して買ってみました。結果は…。

意外にあっさり。希望としては理論とかで解説しながらトリックが暴かれていれば私の知的好奇心も満足できて…と思っていたのですが、それは皆無です。…まぁ、推理小説としてはそんなことをしてしまうと逆に読者から離れられてしまうこと請け合いですけど。手にした本が縦書きという時点で希望は打ち砕かれて軽いショックを受けていたのはここだけの話。

中身としてはドラマとほぼ一緒。原作をほぼ忠実に再現しているドラマだったんだと思いましたが、ドラマの方が凝っている感がしました。ドラマとなるとどうしても動きが出てきてしまうから致し方ないことだと思いますけど。あとドラマでは女性刑事・内海 薫が難解事件を持ち込む形ですが原作では彼女はいません。原作で難解事件を持ち込むのは刑事・草薙 俊平で、物理学部助教授・湯川 学と大学時代のサークル仲間という設定。友人という設定ということでこの2人の掛け合いが頻繁に出てくるのですが、この掛け合いに私は親しみが持てます。原作ではこの掛け合いの延長線上でトリックの解説もされていきます。草薙 俊平が社会学部出身ということもあるのかトリックの解説もさほど掘り下げることもなく終わります。それでも個人的にはそれなりに満足のいく解説だったので全くの期待はずれにはならなず安心しました。

私としてはドラマよりも原作の方があっさりした感じで好きですね。ドラマになることで発生する動きも楽しかったのですが、それはそれ。原作に出てくる草薙 俊平と湯川 学のやりとりが特にお気に入りです。あっさりした全体の流れの中の最も濃い部分となっていて、それが2人の関係を垣間見ているようでしたし。これなら続編を手に入れて読んでも良いかなぁと思っています。

…物足りなくない?っていわれると、物足りなくないとは言えないですけどね。でも息抜き程度に読むには充分でした(^-^)

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